新書の校正が始まりました
贈与に関するムックの、校正が始まりました。 これから急ピッチで作業が進みます! 発売は4月入ってすぐの予定です。お楽しみに。
今まで相続の本は何冊か書いてきましたが、 贈与は難しいですね。似ているかと思ったら、まったく別の考え方が必要でした。
相続はできることが限られています。 やらなければいけないことも法定されています。 だから、あまり迷うことはありません。
相続という制度を勉強すれば、かなりの部分が掴めます。
一方、贈与は多くの部分が自由、オリジナルです。 「贈与を考える」ということは、 「旅行を考える」ということに似ています。
目的地、同行者、日程、宿泊施設、乗り物、料理、 それらを自由に選ぶのと同様に、
贈与は、 あげる相手、あげるタイミング、財産、金額、あげ方など、 自分で決めることができます。
その分迷うことも多い、というのが相続との違いかな、と思っています。
そして、贈与税。
普段、税金と言えば天引きや納付書しか馴染みのない私たちにとって、 自分で申告して自分で納税する、という仕組みは難しく感じてしまうもの。
そんなところも「これならやってみようかな」と感じていただけるよう、 例を多用して解説しています。
その分、校正が大変!
でも、少しでも分かり易く役に立つムックになるよう、 全力で取り組んでいます!